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UX/UIデザイン

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ゆめみのUX/UIデザインについてまとめています。
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#学習

デザインブランドをつくるためのビジョンアートワークショップ - ゆめみのデザインブランドをつくる

三ヶ月ほど前になりますが、2023年2月25日にゆめみのデザイナーたちでデザインブランドをつくるためのワークショップを行いました。 このnoteでは、ゆめみがなぜデザインブランドをつくるのか、それをどのように進め、何をつくりあげたのかについて、ワークショップを中心にして書いてみます。 ゆめみのデザインブランドをつくるということここ数年デザインカンファレンスでトップスポンサーとしての協賛や登壇を重ねて、デザイン領域での認知度を高めているゆめみではありますが、「ゆめみのデザイン

学びの統合、すべての学びをデザインの実践につなげている

とかく、様々な学びの場に参加していることが多く、その学びの場は明示的につながっているようには見えないので、様々な領域に手を出しているように見られることもあるのですが、私自身の中ではすべてつながっていて、それらの学びを統合するプロセスにおいて、デザインを実践しています。 それについて話す機会がなかったのですが、最近それを少しずつ言語化しているので、少しまとめて書いてみようと思います。 いま、何をデザインしているのかまず、あらためていま何をしているのかというと、組織学習、その学

デザイナーのためのアンラーニング

アンラーニングについて、なぜデザイナーにとっても重要なのか、現在進行形で自分がおこなっている方法についても書いていきます。 アンラーニングとは近年、成長・学習の文脈でよく聞くワードのなかに、アンラーニングがあります。ラーニング(learning)の意味は簡単で「学ぶこと」ですが、その逆の意味をもつ"un"がついた単語です。 清原豪士氏はアンラーニングの定義を「学習棄却」「これまでに学習してきた知識や価値観を、取捨選択すること」(2)と記述しています。 つまりすでに自分がも

47歳の仕事のリアルについて書いてみる

エイマエダカツタロウです。 自分でもびっくりなのですが、気が付けばいい年齢になっていました。いやぁ、びっくりです。普段近くにいる人たちが20-30代なので勘違いしてしまうのですが、皆さんと結構な年齢差なんですよね。それにも関わらずに一緒に考えたり、学ぶ機会をもたせてもらってありがたいです。 業界歴はそれなりに長いので、キャリアの相談を受ける機会が多いのですが、自分に近しい年代の方とキャリアについての話をする機会があまりないので、何かしらの参考になるかなと思って今回は敢えて自

物語の道具性とデザイン

ここしばらく「枠組み」としてのデザインとその枠に当てはめられる「情報(コンテンツ)」との関係性にとても興味があって、分野を問わず様々な書籍や投稿を読み漁っていた。また、ツイッター上でも色々と思案した内容を、つらつらと書き出してみては、その面白さに関して自己反復的に振り返っていた。 結局のところ、未だにある一つの体系としてデザインの骨格を適切に表現する言葉を紡ぐことはできていないけれど、ある形式が、自分がこれまで読み漁ってきた知識の不連続を連続させてくれるメディウムとして機能

何のデザイナーか?

この間自分の人生を振り返った記事の中で、以下のようなことを書いた。 1. それは、自分または誰かにとって価値がある / 意味がある / 愉しいか? Is it valuable / meaningful / delightful for me or somebody else? 2. その与えられた形式は、その文脈において適切か? Is its form in a harmonious relationship with a context in which it is