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ゆめみを探検!驚異の広報精鋭部隊を追え!! 前編


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広報というと、どうしても情報発信やメディアコミュニケーターとしての役割に目が行きがち。けれど、本来は世間のトレンドを感知して自社ビジネスへの影響を判断したり、ステークホルダーの動きをフォローしたり。社内外の情報循環や企業ビジョンの浸透促進などまで、組織づくりにも大きく影響する。

専門部署がないゆめみには、それら広報活動の本質を肌感で捉え、柔軟に対応し、事業の拡長をけん引するチームが存在するという。川口・ライター・隊長が行く、ゆめみ探検の第一弾はその〝謎の精鋭部隊〟に迫ります!

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新シリーズ「川口探検隊・ゆめみスペシャル!」、記念すべき初回のターゲットはこちら。

・工藤元気さん
・高橋由実さん
・大塚聖夏さん

ゆめみの広報やマーケティング業務の中枢を担われていて、私が初めてゆめみさんのお仕事に臨んだ際にも打ち合わせの席でブリーフィングしてくださった皆さんです。

川口:さっそくですが、私かれこれ三年もお世話になっていながら、皆さんの担当領域や役割、スタンスなどを知らないでいるんですよね。いまさらですが、まずは皆さんが何者なのかに迫りたいと思います。社歴順だと、高橋さんですかね?

高橋さん2

高橋:私ですね。入社して15年かな? 三度の産休で出入りはあるけど、ゆめみでは古株です。入社当時は広報まわりじゃなく、営業兼事務サポートのような立ち位置で。同じチームに数名しか社員がいなくて、日々案件の対応に追われてた感じ。工藤くんは?

工藤:僕も営業として入社して、今年10年目。いまのスタンスになったのは取締役に就任したことが大きいけど、一営業時代から自発的にいろんなメディアに露出したり登壇したり、専門メディアに寄稿したりしてたから、それが広報的な活動といえばそうですね。営業にはマーケティング要素や広報の要素が不可欠だと思ってるから、特別違和感はなかったけど。

川口:あれ? だとすると、いわゆる<広報>はその頃どなたが担当していたんですか?

高橋:外部に向けてプレスリリースを発信するなどの<企業広報>が確立したのはいつだったかな。ゲーミフィケーション事業が始動するときに、これは広く情報発信しなければという話になって、専門職を急募してね。

工藤:そうそう。でもそれ以外の広報素材がなかったというか、ネタはそこら中にあるのに広報に生かす準備ができていないというか。わちゃわちゃしてたよね。

高橋:そんなこんなで、1回目の産休から復帰したタイミングで私が営業事務しつつ、広報の方を手伝うような形で仕事をやり始めたんだったかな。

工藤:僕は営業としていろんな社内の動きや状況を比較的把握していたし、広報専門のプロの方に指導いただきながら少しずつメディアの担当者との関係性も築き始めてプロモーションだけでなく企業広報の役割を担うようになって……

川口:そこに満を持して加入したのが大塚さん?

大塚さん1

大塚:違いますよ。私も入社当初はクライアントのプロジェクトをサポートしてました。その後ちょっといろいろあって、その場を離れることを希望しました。その後は営業を経験させてもらったんですが、自分のやってることがうまく回ってないというか、結果が出せないのがもどかしくて。それでまた配置換えをお願いして、社内のいろんな業務のサポートに回らせてもらってたんです。その中で社内ニートも経験したり(笑)

工藤:でも大塚さんは決して仕事に対する不満やわがままだけで異動希望したわけではないんですよ。自分ができることや会社の利益になることを探しての〝放浪〟期間だから。状況や物事をしっかり把握したうえで選択した結果だし、その情報集約力や判断スキルがいまのこの立ち位置にはまっているって感じじゃない?

川口:なるほど。じゃあ、大塚さんがこの中枢メンバーに入ったのは工藤さんのスカウトですか?

大塚:そういうわけではないです。前述の社内ニート期間中、席が由実さんと近くて、よくお手伝いしていたので。手伝うといっても、ほとんどこちらの相談ごとや愚痴に付き合ってもらっていたような感じですけどね。

高橋:大塚さんは社内をよく見てるし、私や工藤くんがなじみの薄いチームにも顔が利くしね。情報収集力も半端なくて、コーポレートまわりの仕事にはぴったりなんだよね。安心して任せられたから、私が3回目の産休に入る前に全職務を引き継いでもらって。それがきっかけか。

大塚:そうかも。わからないなりにOJTで何とかやってました。というか、できてないというか。広報っていわれても私、いまだに本格的なことは何もわかってないんです。

川口:しっかり広報です。ほしい素材や資料は当たり前で、取材対象となりそうなメンバーも即行でビシッとそろえてくれるし。何を聞いても即答だし、判断早いし、何なら広報領域を超えて<総監督>な感じですよ。

工藤:むしろ、ゆめみとしてはそれが正解というか、普通の企業広報感覚ではやっていけないでしょうしね。

高橋:そもそもうちには広報という枠すらなかったもんね? 適宜社内やメンバーの動きを見ていて、何か気づけばフォローやサポートに回るし、ネタがありそうなら外部発信を考える。そんな感じだよね?

工藤さん2

工藤:もちろん間接部門とはいえ、結果として会社の利益につなげることが大前提だけどね。そこさえ押さえれば、できることは広報でもプロモーションでも何でもやる。というか、やるしかなかったのか。組織としての形や名目があるわけではないけれど、気づけばいつのまにか自然とこの3人中心で回してましたね。

川口:なるほど、皆さんの立ち位置をいまようやく理解しました。おかげさまでモヤモヤが晴れました。で、そういうところなんですよ、ゆめみさんがすごいのは。自分の職務領域を超えて、自主的かつ能動的に会社の利益になることを見つけて取り組めるとか、自然とチームを形成して動けているとか。これ、なかなかできることじゃないです、他に類を見ないっす!

三人:…………

川口:え、なぜに無言? なぜに皆でフリーズ?

高橋:だって、そんなに褒められても実感ないし。そんなもんなのかな~って。ね?

大塚:ピンとこないですよね。ほんとにそんな大したことやってないし......

川口:はいきた、そういうとこ。そういうナチュラルボーンな感じ。しれっとすごいことやってのける感じが大好きなんですよね~。え、もういい? 次行けって?


それでは続いて後編へ。個々のキャラクターもさることながら、チームとしてのバランスが実に絶妙で魅力的な3人の関係性に迫っていきます!

今回の収穫>>>

ゆめみには「自主的適材適所」ともいえる驚愕の職場環境が存在した!!

専任職としての制限をあえて設けず、社内の状況や課題に応じて、自分が機能できる場所やポジションを見つけ出すことを〝当たり前〟としている会社、ゆめみ。それは一見すると理想郷のようだ。だがしかし、もしそれで皆が面倒がって見て見ぬ振りをすれば、社内機能のどこかに延々と穴が開いたままになる危険性も十分はらんでいる。うかつに真似をすると痛い目に遭う諸刃のシステム。気をつけろ。


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