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サービス開発と組織づくり、両刀使いのデザインストラテジスト 後編

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〝変革〟が求められる時代。ゆめみには、事業戦略やチーム改善、開発・デザインなど、顧客のあらゆる課題にしなやかにアプローチしつつ、ゆめみという比類なき組織の成長を請け負う、最強軍師がいた!
今回もナビゲーターはライターであり、ゆめみ探検隊の自称敏腕隊長・川口が行きまーっす!
(インタビュー・文/ライター川口)
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後編では、かつたろさんの入社後の日々を追っていきます。

川口:いまさらですが、かつたろさんって社内の認識では「何の人」というか、どのような役割の人としてとらえられているんですか?

大塚:う~ん、独特な人(笑)。そういうのとは別に、役割という意味では明確に「○○の人」という紹介はないですね。前回、私たちの取材時にもお話ししたように、ゆめみはとくに部署という設定はなく、業務内容や目的をベースにいくつかのグループやチームにわかれているんですよね。

▼参考
https://note.com/raykataoka/n/nb6b7e5434ce8

もちろん募集して採用となった人は必然的にそのチームに入ります。が、通常は自分と近い仕事をしているとか、目的達成のために必要とされるチームに入る流れになります。「○○の人」ということに関しては、入社後に全社会議の場で自己紹介する内容とか、個人の発信メディアがすべてですかね。そこではじめて役割や職種を知る感じです。

川口:目的達成というのはプロジェクト単位ではなくて、事業戦略的なチームですよね?

大塚:そうです。それこそ前回の「広報チーム」なんかがそれですね。

かつたろ:僕はいま「ロンド・ベル」というサービスデザインのチームに入っています。ここはいわゆる〝遊軍〟メンバーで構成されていて、ほかのチームとはちょっと動きが違うのですけれどね。ゆめみでは組織づくりを専門でやっているチームはないので、そこを中心にしながらデザインのしくみづくりを兼業するイメージです。たとえば、マーケティングやセールス、僕だとUX/UIとかコーチングとか、スキルも横断的なチームです。自分のできることを通して、さまざまなチームと連携する。勉強会なんかにも積極的に顔を出したり、自ら開催したりしていますよ。

川口:名実ともに精鋭機動部隊ですね。しかしやっぱりゆめみさんって独特というか、うらやましいというか。さらっと伺うかぎりでも、社員が効率よく、かつ気持ちよく働ける環境になっているのがわかります。しかもそれだとメンバー間の交流も多様になりますよね? 入社一年でも、かなりの人に会われているんじゃないですか?

かつたろ:どうだろう、もちろんこんなご時世だから直接会っている人は少ないけれど、100人近く? 少なくとも70~80人とは対面していますかね。組織づくりという点でも、まず社内を知らないと何も始まらないので、いろんなところに顔を出したり、口を出したりしながら、情報を拾いに行っていたし。リモートがベースだから、関西とか札幌のメンバーと動くことも結構ありますしね。

川口:それってリモート体制の産物ですよね。物理的な距離を感じることなく、いろんな人と身近に接することができるという。

かつたろ:ほんとそうですよね。その中ではもちろんクライアントワークにもいくつか参加しました。けれど、一旦入ると期限付きとはいえ集中して対応するので、その間ほかの動きがどうしても制限されてしまう。それなら、クライアントワークはオミットして、ゆめみ本体のプレゼンスを高めるほうを選びたいなと。したいというか、すべきだなと。

川口:それが前編での「ゆめみの組織づくりに専任」というところにつながるのですね?

かつたろ:ゆめみには優秀なデザイナーがたくさんいて、プレイヤーが充実しているんです。僕の役割は、そんな彼らが動きやすいような環境をつくって、より多くの武器を持たせる。育てることにフォーカスするほうがやりたいことに近いなと。僕だけじゃなく、ゆめみという組織に対して〝あるべき姿〟や〝ありたい姿〟をいろんな視座や視点から提議したり、けん引したりするメンバーがいます。前編で少しお話したC.xO制度で、より役割が明確になったんですけれどね。

C.xO制度はこちらの記事をみていただけるとわかりやすいかと思います。ゆめみのあるべき姿、ありたい姿について第一声を発したり、第一歩を体現する役割として任命をして権威づけを行う……といったものです。

川口:なんだかヨーダの境地ですね。でも伝わります。ゆめみの個性豊かなジェダイが、組織として自在にリンクしながら機能していったら末恐ろしいパワーでしょうね。

かつたろ:いまゆめみはシニアデザイナーを積極的に採用していて、さらにいろんな経験値を持った人が増えていきます。できることも増えれば、サービス領域も広がる。広報やブランディングチームともどんどんリンクして、アウトプットしていく。型通りにやるのではなく、個性もありつつ広げていく感じ。僕も、会社としても楽しんで成長いけるかなって。

川口:ますますステキな会社になってしまうなぁ。きっとかつたろさんも、その「経験豊かなシニア採用」のおひとりなんですよね? もうすでに何人か入られた感じですか?

大塚:そうですね、かつたろさんと同時期にもうひとり、ものすごい〝特殊素材〟が入ってきました。

川口:特殊素材!?(笑) かつたろさんと同じようなタイプの方ですk……

かつたろ:違います!

川口:否定、はやっw 穏やかなかつたろさんが食い気味かつ強めにw

大塚:いや、半端ない特殊さなんですよ。今度また紹介しますね。ちなみに、こういう人です(その方のTwitter画面を見せていただく)。

川口:あ! え? これはまた......なんだろう、強いな。アイコンがすでに強烈ですね。何者でいらっしゃるのですか?

かつたろ:なんだろう、プランナー? デザイナーっていうと怒るデザイナーです。

川口:でもかつたろさんと同じように、一年でこうして愛されキャラとしてすっかりなじんでいるのはすごいことですよね。周りを巻き込む力があるというか、既存のものと強力にリンクして、新しいものをガンガン生み出しそうな感じ。

かつたろ:れいさんが組織づくりに期待するのもそういったところですよね。周囲をどんどん巻き込んで全体を活性化していく、トップダウンじゃないボトムアップ型の組織。

川口:とはいえ、かなりの荒療治になりそうな破天荒キャラ揃いですね。

大塚:あ、川口さん、ちょうどいいネタがありますよ! この前ニュースにアップしたところなんですけど、その噂の人を含めて、ゆめみのHCD-Net認定資格者が増えたんです。会社としても人間中心設計分野には力を入れているので、ぜひ取材してもらえれば。

川口:毎回良い感じのパスをありがとうございます! テーマとしても、とても興味深いです。また違った個性をお持ちの方々に巡り合えそうで、「川口探検隊」を標ぼうする中、がぜんやる気がみなぎってきます!

大塚:そう言う意味でも自信を持って勧められます(笑)

かつたろ:ただインタビューに慣れていないメンバーも若干いるので、投げた問いかけに対しても個性あふれる、多少難解な表現で返してくることがあるかもしれませんが......

川口:......

大塚:大丈夫、大丈夫w では次回はHCDスペシャリストたちってことで。よろしくお願いします!

川口:隊長のサバイバル技量が問われるかもしれない第三回をどうぞお楽しみに。




▼これまでの探索記録


https://note.yumemi.co.jp/n/nce860d9dd8b0
https://note.yumemi.co.jp/n/n4e499f0ca250




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