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アウトプット

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ゆめみの【勉強し放題制度】を活用したアウトプット、その他に、メンバーが自分自身で学んだことをまとめています。 ゆめみの独自制度である「勉強し放題制度」は、あらゆる学習費用を100… もっと読む
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#読書感想文

【書評】俺か、俺以外か。の感想文

なぜ読んだか?嫁がローランドの本を紹介してきたから。 あと、ゆめみのSlackでローランドについて言及されてたような… (内容は覚えてない) 怖いもの見たさで、とりあえず読んでみようかな、という感じ。 ちなみに、自分はテレビをほぼ見ないので、ローランドは1回だけバラエティ番組でチラッとだけ見たことしかない。 金髪ブロンドヘアに整形完全体として座る姿、という記憶しかない。 なので、自分はローランドという人間について全くしらないまま嫁に勧められつつこの本を読んだ。 共感し

「言葉にできる」は武器になる。【読書メモ】

『「言葉にできる」は武器になる。』を読んだメモです。 どんな本?コピーライターの著者が「自分の思いをどう言葉にして伝えるか」をおしえてくれる本です。 ジョージアのCMのキャッチフレーズ『世界は誰かの仕事でできている。』などを作った方だそうです。有名。 なんで読もうと思ったのかコロナの影響で完全リモートワークになり、早一年。 基本的にSlack をコミュニケーションのツールとして使っています。 テキストコミュニケーション力を上げれば、自分も周りの人々も仕事をしやすくなる

LINE API 実践ガイド を読んでボットを作ってみた

以前からLINE API のうち Messageing API を使ったサービスを作ろうと試したりしていました。LINE RevUp 2020 というイベントが11/14にあり、高校生の発表を聞いたりして刺激を受けたこともあり、この本をKindleでサクッと購入して読んでみた感想です。 LINE API と一言でまとめられていますが、どんな物があるかというと、LINEのメッセージを送受信できる Messaging API を始め、LIFEアプリ、LINEログイン、LINE

【書評】 Learn or Die 死ぬ気で学べ

Kindle Unlimitedで見かけたので読んでみたが、 興味のあった機械学習に学べたり、AI界隈の面白い話を知ることができた また、著者の「面白いことにフォーカスする」という考え方にとても共感でき、自分にとって良書といえる内容だった。 PFNという会社を知らなかったが、機械学習に挑戦し続けているチャレンジャーな集団ということが分かった。 (そしてこの本のタイトルもなかなか過激) その代表が著者のようで、機械学習について紹介したり、代表個人の思いなどが書かれている。

【感想】世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか

以前から美術に興味があった私は「ビジネスマンがなぜアートを勉強するのか」が気になり本を読んでみました。 著者の山口さんは慶應義塾大学院の美術史学を選考され、コンサルティングの道に進んだ方らしく、内容はコンサルティングに寄った内容が多かったように思います。 具体的に絵画の紹介がありつつ「この視点がビジネスに応用すると〜」という話を期待していたんですが、そうではなかったです。 ただ、アートの重要性を話しつつ具体的な企業の例を出して解説してくれるので、その点はとても分かりやす

【書評】『ザ・ファシリテーター』

なぜ読んだか ファシリテートにより、チームの成果をより良い結果導くことができないだろうかと考えた。 ファシリテートの機会が多いが、ファシリテーションを学習したことがないし、ファシリテータの技術も心構えも学べていない。 本書はストーリーベースでファシリテートが学べ、面白そうだった。 概要ファシリテーションが、どのように組織の活性化し、組織の変革させ、そして個人の成長、行動に変化をもたらすかというプロセスが小説で描かれている。 主人公は30代後半の女性でマーケティング部に所属

初めてのシステム運用保守にお勧めの本(サーバサイド)

ズバリ、「Webエンジニアが知っておきたいインフラの基礎」 という本がお勧めです。 以下に個人的に運用保守業務で役に立ったものを厳選して記載していきます。 対応不要のアラートは0件に保つようにする事。なぜなら本当に大事なアラートがわからなくなるから。 -> なるべく対応不要のアラートを0件にするようにしてから、アラートで仕事を中断することが減って他のタスクに集中できるようになったので、これはとても大事だと思います。 監視項目の閾値の決め方は、最初はあまり根拠がなくても大

読書メモ−「つきあい方の科学」R. アクセルロッド

昨今の状況で「積ん読」が解消されつつあって嬉しい気持ちです。 つきあい方の科学:バクテリアから国際関係まで (Minerva21世紀ライブラリー) (日本語) 単行本 – 1998/5/20 R. アクセルロッド (著), Robert Axelrod (原著), 松田 裕之 (翻訳) 発表が1984年ですけど、今でも全然面白いです。 みんな読んでる名著ですかね、早く教えてほしかったです。Kindle版がないんだよね、、 第I部 序論第1章 協調関係の諸問題第II部

ドメイン駆動設計入門 ボトムアップでわかる!ドメイン駆動設計の基本

読書記録です この本は発売直後にKindleのセールに入っていて、勢いで買っていました。しかしドメイン駆動設計というと、エリック・エヴァンス氏のDDD本の難解なイメージがあり、読むのを先延ばしにしていました。 きっかけとなったのがこちらのQiitaの記事です。PHP・Laravelを使ったサンプルコードでとっつきやすかったのです。とても難しそうと思っていたドメイン駆動設計ですが、一部は気づかぬうちに自分の案件でも似たような設計を取り入れていたと気づいて、親近感が湧いてきま

【書評】 他者と働く

とくに組織の問題や困りごとはないが、自分の仕事の考えをよりよい方向に向ける事を期待して読んだ。 この本から学びたいこと目次をざっと眺めて自分が学びたいテーマを3つ挙げてみる。 組織論として有益そうな情報が得られそうだが、今回は自分の考え方をターゲットとして、自分だけでもできそうなテーマを選択した。 1. なぜ他人と分かりあえないのか? 2. 分かり合うにはどうすればいいのか? 3. ナラティブとはなにか? 1. なぜ他人と分かりあえないのか? ・お互いが同じ前提に立っ

【書評】 三体Ⅱ

いつの間にか続きが発売されていたので即購入。 10日ほどで上下の2冊を読み終えた。 感想 やっぱりSFはおもしい!スケールがデカすぎ!! 初っ端から三体星人とコミュニケーションするシーンはワクワクする。 あとは、前作に比べて雰囲気が暗め。 とくに精神崩壊していく宇宙船の乗組員あたり。 ってか脱出した宇宙船はどこいった?(次作にでてくる?) 面白かったところやっぱり三体偵察機との戦闘シーンが一番面白い! ここは三体Ⅱの中でのクライマックスだろう。 偵察機1機で地球艦隊を殲

【感想】『世界は贈与でできている』

SNSで感想を書かれている人がいて、気になったので購入しておいた本。 連休の中日に、手にとって読み始めたところ、のめり込んで一気に読み通してしまいました。 タイトルから想像した内容の100倍ほどの密度で、贈与という営みがこの世界を成り立たせていることを解き明かしてくれました。 内容は哲学から文学、社会学、歴史学、科学にわたるまで縦横無尽に飛び回りながら、「贈与」というものがなにか、他のものと何が違うのかという軸に次第に到達していくような内容。あとがきにもある「世界と出会い

ざっくりアジャイル開発について

はじめに開発手法として「アジャイル」とか「ウォーターフォール」をよく聞きますよね。職場ではアジャイル開発が多いのですが、なんとなく言葉を知っているだけの浅い知識だったので、アジャイルサムライを読んでみました。 本を読んでアジャイル開発についてより具体的なイメージがついたし、現在のプロジェクトの課題を本書のパターンに当てはめて考えることができて、とても良かったのでまとめます。 価値のある成果とはエンジニアとして「お客さんにとって価値のある成果を出す」って、とても抽象的な言葉

仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方【読書メモ】

仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方 を読んだメモです。 Amazonプライム会員なら無料で読めます (2020/6/1(月)時点) 仕掛学ってなんなのか問題解決の手段のひとつ。 「人に動いてほしいときは無理やり動かそうとするのではなく、 自ら進んで動きたくなるような仕掛けをつくろう」という発想。 よくあるアプローチとして「整理整頓」と書かれた張り紙を思いつくかもしれない。しかし、そのような張り紙にほとんど効果がないことは我々の経験から明らかである。 どんな本?仕掛けの