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UX/UIデザイン

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ゆめみのUX/UIデザインについてまとめています。
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デザインブランドをつくるためのビジョンアートワークショップ - ゆめみのデザインブランドをつくる

三ヶ月ほど前になりますが、2023年2月25日にゆめみのデザイナーたちでデザインブランドをつくるためのワークショップを行いました。 このnoteでは、ゆめみがなぜデザインブランドをつくるのか、それをどのように進め、何をつくりあげたのかについて、ワークショップを中心にして書いてみます。 ゆめみのデザインブランドをつくるということここ数年デザインカンファレンスでトップスポンサーとしての協賛や登壇を重ねて、デザイン領域での認知度を高めているゆめみではありますが、「ゆめみのデザイン

学びの統合、すべての学びをデザインの実践につなげている

とかく、様々な学びの場に参加していることが多く、その学びの場は明示的につながっているようには見えないので、様々な領域に手を出しているように見られることもあるのですが、私自身の中ではすべてつながっていて、それらの学びを統合するプロセスにおいて、デザインを実践しています。 それについて話す機会がなかったのですが、最近それを少しずつ言語化しているので、少しまとめて書いてみようと思います。 いま、何をデザインしているのかまず、あらためていま何をしているのかというと、組織学習、その学

サプライズを生むMiro会場の作り方

今回は、2022年の春と夏に行われた「ゆめみのデザインインターン」で、 アルバイトとして運営に携わっていた際、 最終発表会でMiroの会場をデザインする機会があったので、 これについてお話します。 コツ : 動的なMiroボードを作るずばりサプライズを生むMiroボードの作り方は、 「最初にあったMiroボードをみんなの手によって進化させていく」 ということです❤️‍🔥 そこで重要なアイテムになるのが「付箋」です。 今回はこの付箋を主に活用した事例を2つ紹介していきます。

デザイナーのためのアンラーニング

アンラーニングについて、なぜデザイナーにとっても重要なのか、現在進行形で自分がおこなっている方法についても書いていきます。 アンラーニングとは近年、成長・学習の文脈でよく聞くワードのなかに、アンラーニングがあります。ラーニング(learning)の意味は簡単で「学ぶこと」ですが、その逆の意味をもつ"un"がついた単語です。 清原豪士氏はアンラーニングの定義を「学習棄却」「これまでに学習してきた知識や価値観を、取捨選択すること」(2)と記述しています。 つまりすでに自分がも

個人的な2022年おすすめデザイン系ポッドキャストエピソード3選

リモートワークが始まってからの約3年が経とうとしている中で新たに生まれた習慣として、ポッドキャストを視聴するようになったことがあげられます。散歩をしたり、ドライブをしたり、頭を使わない作業なんかをやっている時にはもってこいのなのが、このポッドキャストという音声メディアだと感じます。 本記事では、個人的に非常に印象に残っているエピソードを紹介したいと思います。 デザイン系ポッドキャストとの出会い方ポッドキャストというメディアは、音声であるが故に、個人的には最も話し手の伝えた

デザインとビジネス、デザインマネジメント、組織のデザイン成熟度とその評価

ことのはじまりデザインを学び始めたのは、大学に入った後のことで、はじめのデザインに対する解釈は、自己表現のビジネス文脈への応用であると考えていた。その解釈に大きく変化が起きたのは、「History of Graphic Design」という授業の中で、スイス派に代表されるモダニズムとの出会いだった。デザインに対する論理的なアプローチは、2次元空間の中で頼りない直感に基づいて要素や情報を配置していた私に、確立された応用可能な足場を示してくれた。 モダニズム以前と以降の多くの「

デザイン思考について

この記事はOIC ITCreate Club Advent Calendar 2020 12/12の記事です。 はじめに最近デザイン思考についての本(HELLO,DESIGN 日本人とデザイン)を読んだのでデザイン思考についてまとめてみようと思い記事を書きました。この本はとても良かったので一読することをおすすめします。 デザイン思考とは皆さんは「デザイン思考」と聞いて何を想像するでしょうか? 「デザイン」も「思考」もどちらも馴染みある言葉で、私自身も「デザイン」はよく口に