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代表ブログ

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ゆめみ 代表ブログ。【Grow With YUMEMI】 ゆめみでの成長について、組織や制度、日々の考えを発信中。
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2019年1月の記事一覧

成長の為の学習サイクル(その3)

前回(その2)に続いて、最後に、自己期待の膨張が悪循環になってしまった場合に、そこから抜け出て、能力の変容を行うためのプロセスを示します。 上図にあるように、家族などからの「過去の期待」の裏側にある文脈を仮定して見ます。 例えば、「しっかりしなさい」という過去の期待の裏側には、「一人で生きいける力をつけて欲しい」という成長を願う「愛情」があるかもしれません。「諦めちゃだめ」という過去の期待は、成長を信じる「信頼」の証しであるかもしれません。 あるいは、家族から「甘えては

ゆめみの問題点・課題(求人応募者向け)

求人応募者・採用候補者の方向けに、入社前の期待と入社後のギャップをなるべく少なくするため、RJP(リアリスティック・ジョブ・プレビュー)として、ゆめみの現状の問題点・課題を洗い出しておきます。 社内でアンケートをとったり、ヒアリングしたわけでもなく、私が主観的に感じている問題・課題あるいは事象として捉えているもの、あるいは捉え続けた方が良いと感じている内容を以下に列挙します。 一見すると、すごいネガティブアピールになっていますが。。(決して、物事を悲観的に捉えすぎる文化が

ゆめみは成長環境しか提供できません。(会社紹介・採用ピッチ資料)

※2021年11月3日に最新更新されました 本記事は下記のYoutubeで補足解説をしております1.5倍速で再生する設定にすると、約50分で聞く事ができますいやいや長いやろ(笑) 株式会社ゆめみでは成長環境しか提供できません。 「今はまだ、成長に踏み込めない」という人にとっては、ゆめみは息苦しい場所しかなく、お互いに不幸になりかねないです。 強い意志で、成長環境作りに全てをかけています。 やっぱ、ゆめみは、ビジネスモデル上「人」の会社ですから。。その上で、2022年

成長の為の学習サイクル(その2)

前回に続いて、成長の為の学習サイクルについて整理します。 今回は、能力の変容(質的に次元の高い変化)を実現する為の学習戦略についてまとめます。 内容は、かなり複雑かもしれません。。。 ただ、そもそもの能力の変容自体が、複雑なプロセスを経て実現するものなので、説明の複雑さは、そのプロセスの複雑さ「そのもの」を表していると考えています。 一方で、まだ説明がこなれていない部分があるので、今後より分かりやすくしていきたいと思います。 まず、設定としては、「完璧主義で他人に頼

ゆめみの組織構造

ゆめみの組織は、ロールドリブンな設計になっています。 実際のところは、ホラクラシーの要素に近い部分もありますが、組織図自体は、人間にとって馴染みがあり、分かりやすい階層構造で可視化をしています。 組織はチームという単位から構成されていて、必ずメンバーはいずれかのチームに所属するということになっています。 チーム(Team) チームは以下の3つで定義されます ストーリー(Story) スコープ(Scope) ステークホルダー(Stakeholder) 1. ストーリー

リーダーシップとリーダー論

リーダーの役割として、例えば、以下をあげることができます ・先を見通して、問題を発見、仮説や課題を設定する ・目的や目標、仕事の意味を設定し、伝える ・判断、意思決定をする ・手本を示す、ガイドラインやルール、仕組みを作る ・役割を示し、権限委譲を行い、フィードバック・助言をする ・チーム、組織の安全性を担保して、秩序を維持する これらの役割を全てできるスーパーマンがいたら、自分で起業してビジネスを行なっているように思います。。。 リーダーの役割とは、組織やコンテキスト

新卒を見下す老害ではなく、新率(しんそつ)を尊重する老が良い

ゆめみでは、新卒の事を、呼び方は同じでも「新率」と呼ぶ事があります。 新卒の定義とは その年に学校を新しく卒業すること。また、その者 として、学校を新しく卒業する人としています。 ゆめみでは、新卒入社・中途入社の採用基準に特別な違いはないです。 どちらも集団学習力、成長力を重視さて判断しています。 例えば、中途入社の方で、応募時点での経験や能力の絶対値が即戦力であったとしても、将来にわたっての成長スピード、成長力などがなければ不採用となります。 逆に言えば、例え

美しいデザインは何から生まれるか

本日2019年1月27日で、株式会社ゆめみは創業して19年目になります。 特に何かお祝いをする訳ではないですが、来年の20周年にはイベントを開催しようと思っています。 20周年を機会に、リブランディングを行う予定であり、ロゴデザインなども見直す予定です。 19年目の機会に「デザイン」について個人的に考えてみました。 まず、コンピューターの歴史を振り返ってみました。 IBMが100年前に提唱した「think」計算機機、情報処理機器としてのコンピューターによって、人にと