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Googleとゆめみの共通点⁉「徹底的な透明性」とは

尊敬がリスペクト!
ゆめみ広報担当の福太郎(@fukutaro_yumemi)です!

ゆめみにまつわるトークを展開するYouTubeチャンネル「ゆめトーーク
「ゆめみ式リモートワーク術」について、ゆめみ代表のれいっちに質問してみた「中編」をお届けしまーす(^^)✨

サマリー

・リモートワーク「フェーズ2」の解説
ビジネスコミュニケーションの可視化が重要?
・インナーエモーションの透明性が必要?
インナーエモーションを吐き出すための場所は?ルールは?

ゆめみ式リモートワーク術(中編)

前回は、ゆめみがリモートワークに至る背景について語りましたが、中編ではれいっち長が考える「リモートワークの3フェーズ」の「フェーズ2」について解説します!
多くの企業はリモートワーク第一段階の状態で完了と認識されていますが、実はその先があるんです!
ゆめみが苦戦したフェーズ2からの脱却、その実態と真意にギュンギュン迫ります(^^)✨

リモートワーク「フェーズ2」の解説

フェーズ1は多くの企業が想定するリモートワークに関するチャットツールや通信機器などの「環境整備」をすること。ここで多くの企業は完了していると思っていますよね。
れいっちが考えるフェーズ2とは「徹底的な透明性」を考える必要があるんですって。
対面で行っていたコミュニケーションをそのままオンラインでやろうとすると、なかなかうまくいかないんです。リモート環境では、対面時と一変するコミュニケーションが原因で、心身を病んでしまう人もいることは話題になっていましたね。オンラインだと体調の変化を察知することができない。それを解決するのが「徹底的な透明性」です。これは、Googleでも取り入れているやり方で、具体的には2つあるんだとか。

ビジネスコミュニケーションの可視化が重要?

急に対面のコミュニケーションがなくなることにより、仕事の質問がしづらいなどの状況でストレスを感じることってあります。細かい質問を口頭で確認できていたことが、リモート環境では聞きづらいという状況に・・そこで、チャットツールなどで、「テキストコミュニケーションを用いた非同期」をすること。Slackやteams、Chatworkを使ってやってますよっていう企業は多いと思いますが、それをもっとオープンにしていくことが必要です。
コミュニケーションの可視化に加えて、個人の主観ではなく社内でガイドラインやルール設定を徹底することも大切だと指摘します。例えば「10秒悩んで分からなければ聞いてください」などテキストに記して、ルールを明確にすること。

インナーエモーションの透明化が必要?

Zoom経由だけだと、体調の変化や話している内容に興味を持ってもらえているのか、その空気感が伝わってこない。
対面と比べてオンラインでは圧倒的に情報量が少なくて、察知することがオンラインでのコミュニケーションだと難しいですよね。
話し手が空気を察知することが難しいなら、受け手が自ら感情を表明していくことが重要です。
「その仕事やりたくありません、今日は体調が悪いので」など察する側の責任にすることなく、受け取り手が自分で発信していくことで解決していく。
例えば「なんだかさっきの会議で落ち込んじゃった」などと発言すると、なぜ本人に言わないのかと陰口に捉えられてしまうこともある。
だけど、これは全員がやるべきトレーニングとして割り切ることが大切。
これは認知行動療法、いわゆるストレスマネージメントで、自分がどんな時にどんな感情になるのか物事に対しての考え方を書くことで、自分の感情を認知して気づき、行動を変える効果があるんですよ。

インナーエモーションを吐き出すための場所は?ルールは?

ゆめみでは、Slack上で社員全員にパーソナルスペースが用意されていて、Twitterや日記のように業務のことに限らず感情を吐き出していく場として活用しています。
他の人もリプライもでき、自分の感情を出すのが苦手な人のために「チェックイン」とつぶやけば、質問を投げかけてくれるbot機能の仕組みがあって、その質問に答える形で気持ちや今の状態を出しやすくするんです。
個人差に対しては「1ヶ月につぶやく回数」などと定めていて、レベル1-6まであり、レベル6がリモートワークの達人。
レベルに応じて指標があり、達成したら3ヶ月に1回、100万円が当たるイベントもあります。
さらにゆめみでは、パーソナルスペースで投稿された「つらい、くるしい、泣きたい」などのネガティブ発言をキャッチし、産業医などの専門家からのアドバイスや個別相談に乗ってもらう機会なんかも用意してます。

そんなこんなパンナコッタ★

フェーズ2のキーワードは「徹底的な透明性」
リモートワークにおけるマイナスな感情を自分自身が認知することで、行動の変化を促すという仕組み作りについてのお話でした!

内容が気になった方はYouTube動画をご覧ください(^^)

ゆめみ式リモートワーク術(中編)

そして、リモートワーク最終完成形とは如何に!?
「ゆめみ式リモートワーク術(後編)」では、いよいよフェーズ3の解説ですので次回をお楽しみに(^^)✨
ギュンギュン!


(用語解説)

※インナーエモーション

外界からの刺激によって起こる、感情。 感動。 感激。オンラインコミュニケーションでの情報量不足により、対面では察知できていた細かい心情を捉えずらい環境の中で、自らが発信するべきだという話の流れで使われた表現。

※認知行動療法

現在生じている問題を具体的にし、考え方や行動などの変えやすい部分から少しずつ変えていくことで、問題の解決をめざす心理療法。 不安障害とうつ病に対しての効果は研究によって認められています。

※slack

スチュワート・バターフィールドによって開発されたビジネスコミュニケーションツール。元々は開発の部署で使われていましたが、リモートワークが主流になった今、社内公用メッセージツールとして導入している企業が増加中。チャット機能の他に、他サービスとの連携、bot、ファイル共有、ステータス共有などの機能があり、企業文化に合わせてカスタマイズし活用されています。

※ストレスマネージメント

ストレスは、日常的にどんな方でも受けるものです。 しかし、中にはストレスによって様々な症状がでたり、疲れてしまったりするときがあります。 そのように、身体や心に悪影響を起こすストレスに対し、どのように対処しどのように付き合っていくかを考えることが重要。