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ANGEL Dojo で ANGEL賞3位とベストアーキテクチャ賞2位の同時受賞をしました!

こんにちは。株式会社ゆめみの太田です。この記事は、株式会社ゆめみの田中と共同執筆をしました。

2022年7月〜10月の3ヶ月間で行われた、AWS主催のハッカソン型イベント「ANGEL Dojo 2022」で、ゆめみチームが見事ANGEL賞3位ベストアーキテクチャ賞2位の同時受賞を達成しました!

今回ゆめみチームとして参加したのは、入社直後の22新卒3名と、まだ入社していない23新卒で、全参加チームの中でもダントツで若いチームとなっています。
この記事では、ANGEL Dojoの概要や実施された講義の内容、ゆめみチームが開発した「TRIPONE(トリポン)」というサービスについて、実際に参加したメンバーの感想を交えてご紹介します!

ANGEL Dojoとは?

ANGEL Dojoとは、AWSが主催するハッカソン型のプロジェクトです。AWSのサービスやAmazonで実践されている開発手法を用いて、企画段階から開発までのプロダクト制作をします。

今回開発した「TRIPONE(トリポン)」について

ゆめみチームは、ANGEL Dojo で 「TRIPONE(トリポン)」 というサービスを開発しました。
TRIPONE は、「スポットとスケジュールを自動提案、旅行の計画が楽になる」というコンセプトのWebサービスです。複数のアプリで旅行の計画をしなければいけない煩雑さや面倒さを取り除き、初めての場所でも旅行を満喫できるようにしたい!という思いから企画しました。
TRIPONEに行きたいスポットを入力すると、周囲にあるおすすめスポットが提案されます。そのため、旅行先に詳しくなくても、TRIPONEだけで充実した計画が立てられます!その後、当日のスケジュールを、位置関係や交通情報から自動生成して提案します!

発表資料:13ページ

今回参加したメンバーは全員AWSを使った開発経験がほとんどない状態からスタートしました。そんな中、最終的に設計し、実際に構築したアーキテクチャがこちらです。

発表資料:21ページ

TRIPONEでは、サーバーレスアーキテクチャを用いました。また、AWS Amplify を用いることで、デプロイの容易性が備わり、CI/CDの整った環境を素早く立ち上げました。フロントエンドの開発にはNext.jsを用いています。
このアーキテクチャでは、AWS Well-Architected と 6 つの柱を満たす設計を心がけました。マネージドサービス、サーバレスサービスを用いることでAWS Well-Architectedを満たしやすくなっているほか、Amazon CloudWatch を用いて Slack通知をするなど運用の優秀性を心がけ、セキュリティについてもAWS WAFやAWS KMSなどを用いて配慮しました。

ANGEL Dojo の内容

ANGEL Dojo は、2022年7月中旬〜10月中旬の3ヶ月間、毎週木金曜日を使って行われました。期間中は、ワークショップや講義が開催される日と、チームで集まって企画・開発を進める日が半々程度行われました。実際にANGEL Dojoで行われた内容について紹介します。

ワークショップ・講義の開催

ANGEL Dojoでは、チーム開発や今後の開発に役立つさまざまなワークショップや講義が開かれました。その中でも印象に残った講義として「クライアント開発の基本」を紹介します。
この講義は、Webフロントエンドについての概要や最近の動向、開発に必要な技術と大まかな流れを知ることができる内容でした。
フロントエンドがわからない人でも、画面デザイン〜設計〜実装〜運用の流れを一通り理解できたことがよかったです。各段階で利用するツールや、SPAやSSRといった手法、ライブラリやフレームワークの説明があり、より実践的な内容になっていました。
また、AWS Amplifyや配信・デプロイ方法についての説明もあったので、ANGEL Dojoでの開発にすぐに活かすことができました。

チーム間の交流

ANGEL Dojoではチーム間の交流や学び合いの機会があり、各社合同のプロジェクトだからこその学びの深め方ができました。
チーム間の交流として、毎日誰かがLTの発表をしたり、ゲーム会や趣味について語る会の開催をしていました。どちらも各メンバーが好きなことや詳しいことについて話していたので、その人の人となりが分かり、後のコミュニケーションのハードルがかなり下がりました。
また、プロダクトのコンセプトに対するレビュー会がありました。他のチームの方からレビューを貰えたことも嬉しかったですし、チーム間でレビューをすることで自分の中に外からの視点を持つことができたので、非常に学びになりました。

チームでの開発

ANGEL Dojo はハッカソン形式でチーム開発をしました。開発時の工夫について紹介します。
チームメンバーは、全員AWS未経験かつ開発経験がありました。そこで、フロントエンドから開発し、画面を先に作ってしまうことで、画面や動作のイメージをチーム内で共有しやすくしました。この初期段階でもAWS Amplifyを使うと動作感を確認しやすかったです。
また、メンバー間での暗黙の了解をなるべく避ける工夫をしました。非同期での開発も多かったための工夫となります。このために、開発に必要な全ての知識・情報・タスクをNotionに一元管理しました。API仕様や画面設計、会議での議論内容なども全て確認できます。 他にも、モブプロをすることで作業の速度や精度の向上を図るなどの工夫もしました。

ゆめみでのプロジェクト参加について

今回ANGEL Dojoに参加したメンバーは、22卒の方々3名と、23卒の方々2名と、参加チームの中で1番若いメンバーとなっています!!

ゆめみでは周知用のSlackチャンネルで募集がかかり、参加したい人が自ら手を挙げる体制となっています。今回は入社3年以内のエンジニアを対象とした募集を見て、この5人が手を挙げました。

ANGEL Dojoを終えて

以上がTRIPONEとANGEL Dojoを行った感想のご紹介でした。
ANGEL Dojo ではAWSおよび開発について、ハッカソン形式で実践的に行うことで、知識だけでなく経験も得られたため、とても充実した期間を過ごすことができました。
チームでの開発経験が得られたほか、このチームで受賞もできたため、とても嬉しいです。
AWSの方々、弊社メンターや企画をしてくださった皆さま、本当にありがとうございました!

打ち上げ

ANGEL Dojo 終了後、メンバーで集まって打ち上げをしました。

美味しい焼肉をいただきました♪


※Amazon Web Services、AWS、および Powered by AWS のロゴは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です

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