「好き」が生み出す、最強の企業文化と無限の成長環境 前編
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「好き」が生み出す、最強の企業文化と無限の成長環境 前編

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創業以来、時代の先端どころか未来を先回りする試みで業界を驚かせ続けるゆめみ。その革新性は管理部門においても発揮される。ユニークな発想や社員の熱い声だけで制度は実現しないし、働き方も変わらない。ゆめみの創造力豊かな組織と改革を成立させる立役者こそが今回のターゲット。「ゆめみの天使」ともいわれる総務人事メンバーに、ライター川口が熱いパトスで迫ります!

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今回は前編。お話を伺ったのは、総務人事部門の2トップです。

松田新吾さん(総務人事部 部長/総務人事という領域を超えて、ゆめみの企業文化やマインドを育む、稀代の人たらし ※筆者私見)

大西智子
さん(人事/全社員の心身を見守り、円滑な業務推進を献身的に支えながらひた走る、ゆめみの天使)


川口:本日はお忙しい中ありがとうございます。さっそくですが、総務人事というとどうしてもコンサバで静的なイメージを持ってしまうのですが、ゆめみに関してはとてもカジュアルだし、フレンドリーかつ動的な雰囲気ですよね。とくに松田さん、いい感じのヤンチャ系でいらっしゃる。

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松田:そうですか? いつも通りですけれど。

大西:松田さんのTシャツ×ハーフパンツ姿はデフォルトです。日常はもちろん、採用面接やリクルートイベントなどでも基本このままのスタイルなので、どうか気にしないでください。

川口:ありのまま、がかっこいいんです。でもイベントだと目立つでしょうね。松田さんが一斉に注目を浴びる様子が目に浮かぶようです。
でも面接に来られる人の多くは緊張したり、肩に力が入りすぎていたりしますし、フランクな感じで迎えてもらえたら気持ちもほぐれて、話もしやすいですよね。

松田:面接もそうですし、合同企業説明会とかでもそうです。見た目はさておき、会社説明のプレゼンでは皆さんに楽しんでもらえることが大事。自分が学生だったら、つまらない話をじっと延々聞かされるなんて嫌じゃないですか?
だから私のスピーチは参加者をいかに笑わせるか、が勝負なんです。何なら自己紹介だけで終わることもあります。

川口:ますます独特~!(笑)

大西:でもそのインパクトあるプレゼンのおかげか、多くの学生の皆さんがゆめみに興味をもって企業ブースに来てくれるんです。

松田:会社の細かな概要説明なんかは、ブースに来てもらえればいくらでも、相手が望む分だけ丁寧に案内できますし。まずはゆめみという会社に興味をもって、ブースに来てもらうことが肝心なんです。

川口:相手の心に響くプレゼンと目的に合わせたコミュニケーション術。もはや職人芸ですね。学生じゃなくてもついて行ってしまいそうな気がします。一対一の面接でもやはり口説き上手なのでしょうね。

大西:昔は採用面接もしていたんですけれどね。松田さんの業務量がすごいことになっているので、ここ数年は現場のメンバーと代表の片岡さんとで対応するスタイルになっています。

川口:そうなんですね。そのあたりも含めて、改めておふたりの日常業務や役割についてお伺いしていきます。松田さんはいまどのようなお仕事をされているんですか?

松田:主に卓球と球拾いです。それしかしていないです。

川口:大西さん、助けてください!(笑)プロフェッショナルが取材でも笑わせてくるんですけど~。 
気を取り直して、大西さんからお伺いしていいですか?

大西:ちなみに、松田さんが日々卓球に勤しんでいるのは事実です。何なら総務人事メンバー全員でかなり打ち込んでいます。※証拠写真↓


まじめに本業の話をしますと、私はいわゆる総務と人事の仕事を全般的に担当しています。社会保険手続きを社労士さんと連携したり、福利厚生や大事な衛生管理に努めたりしています。

川口:社外にも広く知られている、ゆめみのユニークすぎる制度などの対応も大西さんが担当されているのですか?

大西:給与自己決定などの人事制度ですかね? もちろん制度のアイデアや組み立てなどはすべて片岡さんの創案ですが、社労士さんと相談しながら細かな設定を考えたり、調整したりするのは総務の仕事です。

川口:だとしたら、ものすごい仕事量ですよね! 私、ゆめみの制度や組織のことなどを幅広く情報公開している「ゆめみオープン・ハンドブック」を愛読しているもので、ゆめみの〝中のこと〟がどれだけち密に設計されているかをうっすら存じているのですが。

大西:え、そうなんですか? そんなのありましたっけ?

大塚:ゆめみのジャングルブック!?

川口:言い得て妙! いや、違うか。ハンドブックですって......これです、これ。

大西:ああ、見覚えあります(笑)。わざわざ公開用に書いているわけではなく、片岡さんとの打ち合わせの経緯や確定事項をそのまま上げているものです。

川口:通常業務に加え、これほど多岐にわたる内容を総括して、片岡さんや各所と細かく調整しながら対応されているのだからすごい。スーパー総務ですね!

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大西:私はほぼゆめみでの社会経験しかないし、総務の仕事も初めてなので、ほかの会社のしくみがどうなっているのか知らないんですよね。皆こんなものかと思っていました。

川口:毎度のことながら、皆さん〝当たり前〟にすごいことやられているんですよね、ゆめみは。
では、ほかの会社でのご経験もある松田さんに伺います。ゆめみでの総務人事の仕事は、前社までのそれらと比べてどのように見えましたか? 卓球以外でお願いします。

松田:ゆめみは3社目で、それまでも人事担当だったのですが、まず驚いたのはIT業界のスピード感ですね。身近な話でいえば、タイピング速度とか。これはまじめな話で。(笑)

でも求められているような回答をするなら、総務や人事という制限を越えて、自由にやらせてくれることが大きく違っていました。

川口:松田さんの「自由」って興味があります。たとえばどのようなことをされたんですか?

松田:私が入社したころは社員が40名ほどでしたが、当時は離職率が高めでして。IT業界あるあるですね。しかもメガネとヒゲの社員が多いので、顔と名前が一致する前にいなくなられるなんてこともありました。

大西:確かに、私も松田さんとだいたい同じころに入社したのですが、当時はなかなか顔が覚えられなかったです。

大塚:ゆめみはいまだにメガネとヒゲ率が高いですしね。これ自体もIT系あるあるかも。

松田:それでも一人ひとりと話して現況や仕事への思いを聞いたり、離職理由を探ったりしながら、会社の全容を明らかにすること。そのうえで、やる気のあるメンバーが思う存分、気持ちよく仕事ができるような会社にしたくて、社員にもっとゆめみのことを好きになってもらえる方法を考えたんです。

川口:ここ数年、巷でよく聞かれるようになった、社員ファースト視点をそのころからお持ちだったわけですね。

松田:もちろん前向きな取り組みだけじゃなく、やる気のないメンバーには厳しい選択を迫ることもありました。それでも、皆がやる気をもって仕事に臨める、明るく楽しい雰囲気をつくりたかったので。

とくに力を入れたのは、女性社員の積極採用です!

川口:わかりやすい、もはや気持ちいい!

松田:当時は東京と京都のオフィスをあわせても2~3人しか女性がいなくて、あとはメガネとヒゲの男性ばかりでしょ? 電球を全部明るいものに変えても、まだまだオフィスの空気が暗いわけです。

川口:おもしろすぎる! 事態は切実ですね。それで急いで女性スタッフを募集して、最初に入社されたのが大西さんなのかしら? マジで舞い降りた天使ですね。

あれ、でもおふたりはほぼ同時期入社でしたよね? 松田さんの対処のすばやさ、半端ないですね!

大西:天使はさておき、時期的にはそうですね。松田さんの面接でした。

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松田:エンジニア職ではなかなか女性の採用が進まないから、間接部門で攻めることにしたんです。まずは総務や広報から、その後少しずつデザイナーやエンジニア職でも増えていきました。結果、離職率も格段に下がりました。

川口:速攻かつ計画的な職場環境改善、大成功ですね。男女平等とか機会均等とかいう名目以前に、楽しく働けるハッピーなオフィス環境のために必要なものを整えていった結果、いまのゆめみの絶妙なバランスを実現しているという。アジャイル組織の原型というか、ゆめみスタイルの元祖というか。松田イズム、おそるべしですね。

とはいえ、ただ女子採用を増やせばいいわけでもないでしょうし、面接官としての視点というか、採用の判断について、何かコツやこだわりがあればぜひ教えてください。

松田:私はどうも面接時間が短いらしいのです。受けに来られる方はだいたい皆さん技術力が高いし、熱意もお持ちです。それらがベースにあって選ぶとなると、やはりゆめみに合うかどうかという観点になる。

その人の人柄って一挙手一投足に出るものだから、だいたい会った瞬間にわかります。あとは、笑顔かな。美しさ重視ではなく、可愛げのある人。仕事で失敗をしても何だか憎めない人っているでしょう?

なので説明会同様、面接でもまず相手を笑かそうとします。笑顔を見て、ゆめみに合うかどうか判断しちゃう。

川口:秒ですか。もはやスナイパー感覚ですね。大西さん、大塚さん、その笑顔が松田さんの琴線に触れたってことですよ!

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大西:なんだろう、複雑な気持ちがしますね(笑)。 

確かに松田さんの面接はめちゃくちゃ早いです。硬い質問も一切しないですし。私の面接のときも、「走れる?」と聞かれただけだったような気がします。

というのも、当時のオフィスが250坪もあって、デスクから受付までのなかなかの距離を毎日何度も往復することになったので、後々思えばとても理にかなった質問でした。

川口:「走れます!」と即答した大西さんの笑顔もまたキュートだったのでしょうね。

笑わせるだけじゃなく、単純な質問で十分答えを得ているわけですし、なおかつ入社後には皆さんそろって活躍されている。

採用面接の成功事例として、「ぜひ皆さんも松田視点で!」……と案内したいところですが、あくまでも個人の神業ですという注釈が必要ですものね。

松田:冗談抜きに、当時の代表や片岡さんから、面接で口説くためのマニュアルをつくるよう指示を受けたことがあります。頭の良い人たちなので、すべて法則化しさえすればきっと皆がマニュアル通りにできるんじゃないかと考えられたのでしょうけど。

大西:そういや一時期つくっていましたよね。あれ、完成していたんですか?

松田:いや、途中で断念した。「ここで一呼吸を置いて、相手の目を見る」とか書き始めたものの、無理だもん。相手や状況によっても違うし、トリセツにまとめられるわけがない。

川口:それでも私がお会いした(おそらく松田さんの面接ではない)近年入社の方々も、皆さん個性的で独特なキャラクターなのに、いざチームや組織としてまとまると「This is ゆめみ」ともいえる共通の雰囲気をお持ちです。
マニュアルがなくてもしっかり松田イズムが踏襲されているというか、ゆめみのDNAのようなものが根付いているからブレがないのでしょうね。

松田:そんな大げさものではないですよ。ただ、そういうものがひとつあるのだとするなら「私はこの会社が好きだ」という、そこだけですね。

川口:かっこよすぎて、ぐうの音も出ない。シンプルだけれど、総務人事を取りまとめる人から出てくるとずしりと響きますね。
うちの会社はここがすぐれているとか、競合他社に対してこんなアドバンテージがあるとか、待遇や魅力をいろいろ並べ立てられるよりもはるかに効く一言です。

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松田:本来人事なら、他社との差別化や業界内でのアドバンテージなどを語るべきなのでしょうが、私自身がほかの企業にまるで興味がない。ほかがどんなことをやっているかなんて、ある意味どうでもいいんです。メンバーがゆめみをいい会社だと思ってくれて、働きやすくて、やりたいことができる会社であれば、それだけで満足だから。

大西:私たち総務人事のスタッフに対する松田さんの指示も、とてもシンプルです。

総務人事の仕事は「社内営業」だと思ってほしい。メンバー(社員)は総務人事の〝お客さま〟なのだから、頼まれたものを「できません」と返すのはやめてね。まずは「なんでもやります!」という姿勢で取り組みましょう、というのが唯一の教えです。

松田:だってそれさえできれば十分でしょ?

そもそも総務人事のメンバーは笑顔もいいし、周囲への気遣いも申し分ない。一緒に働きたいと思える人たちばかりなので、基本放っておいてもしっかり回してくれますし。

川口:これ、ゆめみ取材で毎回感じるのですが、皆さんのさらっと話される内容がいちいち胸熱なんですよね。ご自身の仕事や実績については淡々と語られるのに、メンバーに対するレビューや、主語が「ゆめみ」の話題となると、途端にギアチェンジして熱や力が入る。

「ゆめみはメンバーがいい人ばかりで働きやすい」「個々の高いスキルをフル活用して、皆でますます成長させるぞ! 」というマインドがにじみ出てくる。ここまでくるともはや企業文化ですよね。

松田:話が壮大になっていますが、原寸大に戻しますと、総務人事は社員の皆さんや面接に来た人に自分が好きなゆめみを好きになってほしいし、もっと好きになってもらえるようがんばりますって話です。

川口:リカバーいただき恐縮です。そんなわけで、後編では「もっと好きになってもらう」ために総務人事の皆さんがやっている、やってきたことについてお伺いしていきます!

▼後編はこちら!

▼これまでの探索記録


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